通常、国の経済水準と国民の厚生水準(保健医療、栄養など)はリンクする。日本はかつて人口1人当たりGDPが事実上1位になったが、現在は60年前と同水準に落ちた。一方、寿命はほぼ40年間ずっと世界トップ級を維持。統計データ分析家の本川裕さんは米国は「日本と全く逆の構図だった」という。果たして人生は「太く短い」が幸せなのか「細く長い」が幸せなのか――。■日米で真逆の経済と寿命のナンバーワンまず、1人当たりのGDP