「褒めて伸ばす」という子育てには問題点がある。スクールカウンセラーの藪下遊さんは「子どもが成長するためには適度な不快が必要。『褒めて伸ばす』が行き過ぎて、『やりたくないことはしない』と考える子どもが増えているのではないか」という――。(第2回)※本稿は、藪下遊、〓坂康雅『「叱らない」が子どもを苦しめる』(ちくまプリマー新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/winhorse※写真はイメージです