仙台高裁の岡口基一裁判官(職務停止中)に対し、女子高生殺害事件の遺族の名誉を毀損したとして44万円の賠償を命じた東京高裁判決について、原告の遺族側が控訴しなかったことがわかった。取材に対し、遺族側の代理人弁護士が明かした。岡口判事側も上告できないため、争点となった3つの投稿のうち、2つを不法行為として認定した判決が確定する。一審・東京地裁判決は、遺族側が「洗脳」されているとした投稿のみ不法行為を認定。