消えた幻の強豪社会人チーム『プリンスホテル野球部物語』証言者:石毛宏典(前編)「えっ、プリンスホテルでいいんですか?」1978年、駒澤大4年生で野球部主将の石毛宏典は監督の太田誠に言った。東都大学野球、秋のリーグ戦が閉幕したあとのことだ。同年9月18日、プリンスホテル野球部の結成が発表されて間もない頃。卒業後の進路を太田に問われた石毛は、「ドラフト1位候補」に挙げられながらもプロ入りの意志がないことを
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消えた幻の強豪社会人チーム『プリンスホテル野球部物語』証言者:石毛宏典(前編)「えっ、プリンスホテルでいいんですか?」1978年、駒澤大4年生で野球部主将の石毛宏典は監督の太田誠に言った。東都大学野球、秋のリーグ戦が閉幕したあとのことだ。同年9月18日、プリンスホテル野球部の結成が発表されて間もない頃。卒業後の進路を太田に問われた石毛は、「ドラフト1位候補」に挙げられながらもプロ入りの意志がないことを