栃木県は4日、先月(6月)に行われた益子町塙の地下水調査で事業所内の2つの井戸から、環境基準を超えた「トリクロロエチレン」が検出されたと発表しました。 「トリクロロエチレン」は発がん性がある物質に分類されていて、飲んでしまった場合は肝臓や腎臓への障害のほか頭痛や腹痛などの症状があるといいます。 この事業所では井戸水は飲み水として使用しておらずこれまでに健康被害の報告はないということです。