衆院小選挙区の「10増10減」をめぐる選挙区調整で、山口県に4つある選挙区が3つに減少する。これにともなう公認争いを、林芳正外相が制することになりそうだ。林氏は2012年の総裁選に出馬した経験があり、将来的な首相候補と見る向きもある。参院議員だという点がネックだと考えられてきたが、21年の衆院選で衆院へのくら替えに成功。外相を経験し、選挙区の地盤を固めたことで、首相への道が1歩近づいたともいえそうだ。林氏は23