26日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。前日の米債安を受けた売りが先行するなか、現物債に対して機関投資家による押し目買い観測があり、切り返す展開だった。 日銀の植田和男総裁に対する報道各社のインタビューが26日の取引開始前までに伝わった。植田総裁は物価目標を巡り、持続的・安定的な2%の達成には届いていないとの認識を示したほか、拙速な金融引き締めがもたらすマイナスの影響について