カプコン<9697.T>は冴えない。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比8.9%増の400億円となる見通しを示した。前期に続き最高益の更新を計画する。ただ株価は直近で上昇基調にあった。発表を受け、目先の利益を確定する目的の売りが膨らんだようだ。 主力のデジタルコンテンツ事業の成長により、今期の売上高は同11.2%増の1400億円を