28日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅に3日続伸した。日銀がこの日まで開いた金融政策決定会合で、大規模緩和策の現状維持を決定した。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、2025年度の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)の見通しが前年度比プラス1.6%となる見通しが示された。物価安定目標となる2%を下回る状況が続き、日銀の金融緩和策が長期化するとの見方から、