※この記事は2021年12月28日にBLOGOSで公開されたものです 森友学園に関する財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻、雅子さんが国に損害賠償を求めていた訴訟はあっけない幕切れを迎えた。国がそれまでの対決姿勢を一変させ、賠償責任を認めたため、訴訟が終結したのだ。 当時の財務省幹部らの証人尋問が行われる前に、国が幕引きをはかった形で、原告の雅子さんは「不意打ちで