キヤノンは、独自の画素構造によって検出した微弱な光の粒子を効率よくとらえ、大量の電子に増倍させることで、暗闇でもフルHD(約207万画素)を超える世界最高(キヤノン調べ)の320万画素のカラー撮影が可能な13.2mm×9.9mmの超小型SPADセンサーを開発した。生産開始は2022年後半を予定。セキュリティカメラやXR、ロボット、自動運転などの利用にも期待できる。●SPADセンサーとは光の量ではなく、数を測るイメージセンサー。SPAD(