北朝鮮が深刻な財政難の打開のために、17年ぶりとなる公債の発行を計画しているとデイリーNKが伝えたのは今年4月。発行量の4割はトンジュ(金主、新興富裕層)に外貨で販売し、残りの6割を国営の工場、企業所が、国から割り当てられた生産計画の実行に必要な資材などの購入に必要な小切手に当てるという自転車操業的なものだった。しかしその消化は順調とは言いがたい状況と伝えられていたが、結局は中断されることとなった。平壌