北朝鮮の北部、慈江道(チャガンド)で今年夏から発熱、下痢などの症状を伴った伝染病の感染が広がっている。新型コロナウイルス感染症であることが疑われるが、まともな検査も、患者に対する治療も行われておらず、その実態は闇の中だ。現地のデイリーNK内部情報筋は、今年7月から発熱と下痢の症状を伴った伝染病が広がり、8月中旬から9月初旬にかけて道内すべての地域に拡散、病院は患者で溢れかえっていると伝えた。高齢者の死