ハノイでの米朝首脳会談が決裂したことをきっかけに、金正恩党委員長がまたもや処刑と粛清による恐怖政治を始めたのではないかと見られている。韓国紙・朝鮮日報は5月31日付で、首脳会談の事前交渉に当たっていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。朝鮮日報の銃殺説は、現時点で確認されたものではない。英国人の北朝鮮ウォッチャー、チャッド