「ドイツの京都」とも呼ばれる東ドイツの古都、ドレスデン。16世紀からザクセン王国の都として栄えたこの町は、バロック様式の壮麗な建築物の数々から「エルベ川のフィレンツェ」「百頭の都」「バロックの都」など、数々の異名をとってきました。旧市街には古都の情緒が薫り立ち、重厚な町並みはドイツのなかでも格別の存在感を誇っています。一見いかにも古そうなドレスデンの町ですが、実は、第2次世界大戦末期の空襲で焼け野原