「最強官庁」の財務省が大揺れだ。セクハラ疑惑を受け辞任表明していた福田淳一事務次官の辞任が4月24日、閣議で了承された。退職金は規定では約5300万円。共同通信によると、麻生太郎財務相は退職金の支払いを保留し、疑惑の調査結果次第では減額する考えを明らかにしたという。また、決裁文書の改ざん問題で国税庁長官を3月に辞任した佐川宣寿氏には、懲戒処分による減額分を考慮しても、約4900万円の退職金が支払われることが報