日本文化の輸出を支援する官民ファンド「クールジャパン機構」(東京都港区)の役員からセクハラを受けたとして、元派遣社員の20代女性が計2000万円の損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が4月18日、東京地裁であった。同機構や役員、派遣会社側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。女性は意見陳述で、「会社は被害者の気持ちを理解する気がないのだと思いました。私と同じように悔しい気持ちで職場を追われる労働者が二度と