無実の罪を晴らす「再審制度」には多くの問題が指摘されている。裁判所に提出されなかった無罪方向の証拠が開示されなかったり、裁判所が裁判のやり直しを認めても、検察が不服申し立てを繰り返し、再審が始まらなかったり。4月7日、日弁連が主催したシンポジウム(法制化へ向けて再審における証拠開示シンポジウム)では、鴨志田祐美弁護士をコーディネーターに、元裁判官・検察官の弁護士らが、再審制度の問題点を議論した。パ