ソフトウェア企業「サイボウズ」の社長、青野慶久氏らが国を相手取り、選択的夫婦別姓を求めて訴えている裁判の第1回口頭弁論が4月16日、東京地裁(中吉徹郎裁判長)で開かれた。青野氏が意見陳述を行い、婚姻の際に妻の氏を夫婦の姓としたことから、旧姓の青野を通称名として使用しなければならず、「経営者として不利益を受け続けている」などと訴えた。また、夫婦が別姓を選べないことで国家的損失があると指摘した。代理人を務