高齢者による犯罪が増加していると話題だが、それは高齢者が増えたからだけではなく、罪を犯す割合も増えている。下表は、各年齢層10万人当たりの刑法犯の検挙人数で、高齢者10万人当たりの刑法犯は平成元年から約3倍になっており、他の年代に比べて突出している。次に、高齢者による犯罪の種類は以下の通りで、暴行罪が平成元年の48人から3,808人と約79倍になっているのが目に付く。傷害も10倍以上に増えた。暴行・傷害という