帝国データバンクが実施した賃金動向に関する企業の意識調査によると、労働力の定着・確保のために賃金改善を見込む企業が増加していることが分かった。2016年度に正社員の賃金改善(ベースアップ、賞与・一時金の引き上げ)が「ある(見込み)」と回答した企業は、前年調査(2015年度見込み)を2.0ポイント下回る46.3%となった。一方、賃金改善が「ない(見込み)」と回答した企業は23.7%で、前年調査を3.7ポイント下回った