本家超えなるか…世界中に存在する19人の“ニュー・メッシ”たち

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 7日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』は、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと比較され、“ニュー・メッシ”と呼ばれる19名の選手を選出した。

 スーパースターが登場すると、必ずと言っていい程「〇〇のマラドーナ」、「〇〇のロナウド」などと形容される選手が現れる。例えば、メッシに形容される選手の特徴としては、「ドリブルが得意」、「得点力が高い」、「アジリティが高い」、「小柄」などが挙げられる。

 同紙は世界中で活躍している“ニュー・メッシ”19名を選出し、紹介している。まず1人目に選ばれたのはアルゼンチンのベレス・サルスフィエルドに所属するFWマキシ・ロメロだ。現在16歳のM・ロメロは、6歳でベレスの下部組織に入団すると、15歳でトップデビューを果たした逸材。6日にはアーセナルが獲得に近づいていると報じられており、ヨーロッパ上陸も遠くはなさそうだ。

 続いて2人目は、ローマのFWフアン・イトゥルベ。同じくアルゼンチン出身ながら、パラグアイのセロ・ポルテーニョでプロデビュー。2010年にアルゼンチンに復帰すると、すぐさまポルトガルの強豪ポルトに引き抜かれた。今シーズンからは、セリエAの強豪ローマに移籍。けがの影響もあり、18試合で1ゴールと本領を発揮できていないが、まだ21歳という年齢を考えれば、大物に成長する可能性は十分にある。

 3人目に紹介するのは、バルセロナの下部組織に所属する久保建英だ。バルセロナの移籍問題によって、クラブを退団することが噂されているが、13歳ながらその才能は世界で認められており、同紙は「日本に戻ることになるが、そのタレント性がラ・マシア(バルセロナの下部組織)に所属するのに十分であることは明確だ」と、その才能を高く評価している。

 その他にも、バイエルンに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェなど既に高い知名度を誇る選手から、“イランのメッシ”や“ギリシャのメッシ”、さらにはアルゼンチンのサッカーチームに所属する9歳の少年まで幅広く紹介されている。

 果たしてこの中からメッシを超える選手が出てくるのか、どの選手からも目が離せない。

『デイリー・ミラー』が選出した“ニュー・メッシ”19名は以下のとおり。(年齢/所属クラブ/国籍)

・マキシ・ロメロ(16歳/ベレス・サルスフィエルド/アルゼンチン)
・フアン・マヌエル・イトゥルベ(21歳/ローマ/アルゼンチン)
・クラウディオ・ニャンクフィル(9歳/アルゼンチン)
・ライアン・ゴールド(19歳/スポルティング・リスボン/スコットランド)
・久保建英(13歳/バルセロナ・インファンティルA/日本)
・サルダル・アズムン(20歳/FCロストフ/イラン)
・ロレンツォ・インシーニェ(23歳/ナポリ/イタリア)
・リー・ミン(15歳/中国)
・クリスティアン・アツ(23歳/エヴァートン/ガーナ)
・ザク・ギルセナン(9歳/バルセロナ・ベンハミン/アイルランド/オーストラリア)
・アラン・ジャゴエフ(24歳/CSKAモスクワ/ロシア)
・ワリド・ソリマン(30歳/アル・アハリ/エジプト)
・マルコ・ロハス(23歳/FCトゥーン/ニュージーランド)
・ヨアニス・フェトファツィディス(24歳/キエーヴォ/ギリシャ)
・マリオ・ゲッツェ(22歳/バイエルン/ドイツ)
・ホセ・アンヘル・ポソ(19歳/マンチェスター・C/スペイン)
・ダビド・ゴンサレス(25歳/マクルズフィールド・タウン/スペイン)
・マジーニョ(27歳/コリチーバ/ブラジル)
・オスヴァウド(27歳/アル・アハリ・ジッダ/ブラジル)