アルバイト・パート時給の上昇が続いている。リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた7月のアルバイト・パート全国エリア別募集時平均時給は、13カ月連続で前年同月を上回った。

 7月の三大都市圏の平均時給は前年同月比1.1%、10円増の956円だった。

 職種別に前年同月と比べると、販売・サービス系は0.6%、6円増の937円、フード系は1.5%、14円増の927円、製造・物流・清掃系は1.6%、15円増の950円、事務系は1.9%、18円増の964円、営業系は1.3%、14円増の1067円、専門職系は0.1%、1円増の1067円となり、すべての職種で前年同月を上回った。

 フード系は33カ月連続、製造・物流・清掃系は30カ月連続で前年同月を上回り、事務系は過去3年間で最も高い時給となっている。

 地域別に前年同月と比べると、首都圏は0.9%、9円増の993円、東海は0.8%、7円増の898円、関西は1.9%、17円増の921円となり、すべての地域で前年同月を上回った。関西は過去3年で最高の伸び率となっている。

深刻な「人手不足」 限定正社員化の動き
最低賃金 全国平均16円の引き上げ
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