東芝、テレビの後ろに設置できるサウンドバー「レグザサウンドシステム」
東芝は6月13日、レグザサウンドシステム「RSS-AZ77」を発表した。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は33,000円前後(税別)。
RSS-AZ77は、テレビの後ろに設置できるサウンドシステム。サブウーファー部(デュアルドライブウーファー)とサテライトスピーカーが分離したバースピーカーのような形状を採用している。
指向性の影響をあまり受けないデュアルドライブウーファーをテレビのスタンド部分の後ろに、サテライトスピーカーはテレビのスタンドの影響を受けない位置に設置することで、テレビ背面のスペースにセッティングできる。また、セパレートタイプであるため、ウーファーをテレビ背面に設置しつつ、左右のサテライトスピーカーをテレビの横に立てて設置することも可能だ。
サテライトスピーカーにはフルレンジスピーカーをそれぞれ2本搭載。デュアルドライブウーファーは、円筒形のエンクロージャーの両端にそれぞれ1本ずつユニットを搭載することで、振動を抑える構造となっている(ユニットサイズはいずれも非公開)。
サテライトスピーカーは、W150×D112.5×H95.5mmで、デュアルドライブウーファーはW660×D90×H95.5mm(スタンド含む)。アンプはデジタル方式で、実用最大出力は20W×2+40W。
対応フォーマットはDolby DigitalとリニアPCM。DTS Studio Soundにより、映画や音楽を高い臨場感で再生することが可能だ。サウンドモードは、「オート」「映画」「音楽」「クリア音声」の4種類。
入力インタフェースはHDMI×1系統にアナログ音声入力×1系統。出力インタフェースはHDMI×1系統を装備。Bluetoothに対応しており、スマートフォンなどから音楽再生を行うこともできる。Bluetoothのバージョンは4.0で、対応するプロファイルはA2DPのみ。
(村田修)