意外!バッテリー消費を抑えるにはWi-Fiを「オン」にしたほうがいい!?

写真拡大

「最近、なるべくWi-Fiを使うようになったら、今までは1日1回は充電していないと持たなかったのに、今では2日に1回ぐらいで大丈夫になったんだよ!」とドヤ顔で報告してきた筆者の妹(羨ましき平成生まれ)。

固まる筆者に対し、妹は満足そうにしていました。固まってたのは、「その事実を知らずに使っていたのか」ということだったのですが……。

 

■1:「Wi-Fiをオフにする」定義を間違えている?

バッテリー消費を抑えるポイントとして、推奨される「Wi-Fiオフ」。この言葉だけを聞き「Wi-Fiは悪」ととらえていませんか? 「Wi-Fiって、大量にデータを処理しやすいもの」ぐらいの認識、動画を見る時はなんとなく「Wi-Fiの方がいいのかな」と接続するものの、使用後はとにかくバッテリーの消費を抑えようと、即座にオフ。みなさん、心当たりありませんか?

 

■2:なぜWi-Fiをオフにするのか

Wi-Fiをオフにする」ことが推奨されるのは、「常にWi-Fiを探し求めるためバッテリーを消費しやすい」ため、ということが通説です。公式なデータは発表されていませんが、一般的に「Wi-Fi+LTE/4G/3G>LTE/4G/3G>Wi-Fi」の順番でバッテリー消費しやすいとも言われています。

 

■3:Wi-Fiをオンにさせる意味

Wi-Fiをオンにすると、データにアクセスするアクティビティの消費電力を抑えることができます。「設定」>「Wi-Fi」と選択し、Wi-Fiネットワークにログインしてください。

これは、appleの公式ホームページに記載されています。ただし、前述の通り、「Wi-Fiが使える環境では」という意味とも考えられます。どちらにしろ、Wi-Fiを使える環境下であれば、オフにする必要はないのです。

 

筆者は「自宅に帰るとオン、自宅を出るときはオフ」という習慣がいつの間にか定着していたのですが、妹の解釈には正直驚かされました(他にも驚愕する事実が多々あります)。もし、あなたも必要以上にWi-Fiを「オフ」にしているなら、今すぐ止めてみて。今より電池の持ちがよくなるかもしれませんよ。