三浦孝太&涼介、“名付け親”宇津井健さんを悼む…親子2代でお世話に
俳優の宇津井健さんが14日、82歳で死去したことを受け、俳優の三浦孝太・涼介の兄弟が追悼コメントを寄せた。二人の両親、三浦浩一と純アリスの夫妻は宇津井さんにお世話になっており、兄弟の名前も宇津井さんに相談した上で決められた、いわば“名付け親”だったという。
孝太は14日付のブログで宇津井さんの訃報に触れると、「実は宇津井健さんと奥様に、僕らの両親は昔から可愛がっていただいていて、宇津井さんの奥様が字画とかを見れるので僕らの両親は、僕ら三兄弟とも宇津井さんに相談して名前を最終決定したんだと、よく話していました。三兄弟とも宇津井さんに赤ちゃんの頃に抱っこもしてもらったそうです」と振り返り、故人をしのんだ。
宇津井さんは2000年の「葵 徳川三代」で毛利輝元を演じており、孝太も放送中の「軍師官兵衛」で毛利輝元を演じているという縁もある。孝太は「素晴らしい名前を付けてくれた親の一人である宇津井健さん.. 大人になってから1度御会いしたかった..役者として御会いしたかった..」と悔しさをにじませつつも、「宇津井さん、悠人、孝太、涼介、元気に育ちました!! 天国でゆっくりお休みください..」と悼んでいる。
また、弟の涼介も15日にブログを更新すると、宇津井さんを追悼。涼介は2005年のテレビドラマ「ごくせん」で共演を果たしており、当時「宇津井健さんに現場で突然呼ばれドギマギしながら宇津井健さんの移動車の中に入っていくと 元気? お父さんやお母さんは? 元気?」というやり取りがあったことを明かした。「父親や母親はお世話になっていました。そして、僕達兄弟の名前を一緒に考え悩んで下さった。とても素敵な人 俳優さん。とにかく悲しいです」と胸中をつづった。(編集部・福田麗)