インテルとワルテル・マッツァーリ監督の2014年は最悪のスタートとなった。リーグ戦でラツィオに敗れたのに続き、９日のコッパ・イタリア５回戦でもウディネーゼに０−１と敗れたのだ。インテルがコッパ・イタリアでベスト８を逃すのは、2002年以来のことである。マッツァーリ監督は試合後、次のように話した。

「後半は一方的に攻めた。反撃するのが遅かったんだ。前半の代償を払うことになった。もちろん、できるだけコッパ・イタリアで勝ち進みたいと望んでいたが、それを実現できなかった。テストもしなければいけなかったしね」

「今日は、（ディエゴ・）ミリートが戻ってきたことが最も重要なことだった。彼がフル出場するのはかなり久しぶりのことだ。厳しい結果だが、ミリートが復帰した中で、リーグ戦で頑張りたい」

「レフェリング？　もはやお笑い草になっているよ。17試合もこうだった。今日だって（ミリートに対する）とんでもないPKがあったはずだ。だが、今日からはもう何も言わない。そうじゃないと、私は文句を言っていると言われてしまう」

「2002年からコッパ準々決勝を逃していなかった？　それなら私は、14年もインテルは欧州カップ戦から外れていなかったと言っておくよ。それが大きなシグナルだと思う。私とクラブは最初から明確にしているんだ。いくつかのことを試したかった。それを最善の形でやっている。再建の一年なんだ。ファンはそれを理解し、受け入れている。このチームにはアイデンティティーがあり、ソウルもある。一年ですべてをやることはできない」

「（フレディ・）グアリン？　もちろん、残ってほしい。彼の放出を考えているとしたら、それはクラブだ。今年は８選手が契約満了となる。それが多くを物語っているだろう。それが理由で私を呼んだのかもしれない。私が就任したときのナポリは下から６番目だったが、４年間でどこまでいけたかは周知のとおりだ」