「半沢」原作は昨年の25倍返し、シリーズ年間売上270.1万部のヒット。

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オリコンは12月2日、ウェブ通販を含む全国書店1,941店舗からの売上データをもとに集計した「オリコン2013年年間“本”ランキング」(集計期間:2012年11月19日〜2013年11月17日)を発表した。文庫部門では、“倍返しだ!”の決め台詞で今年、一躍ブームとなったドラマ「半沢直樹」(TBS系・今年7月〜9月まで放送)の原作小説シリーズ第1弾「オレたちバブル入行組」(2007年12月発売)と第2弾「オレたち花のバブル組」(2010年12月発売・ともに文藝春秋)が年間でそれぞれ109.1万部、97.0万部を売上げ、2作で200万部を突破。BOOK(総合)部門では、第3弾にあたる単行本「ロスジェネの逆襲」(昨年6月発売・ダイヤモンド社)が64.0万部と、文庫・単行本を合わせトータルで270.1万部の売上を記録した。

年間売上は、文庫「オレたちバブル入行組」(2007年12月発売)が3.6万部、文庫「オレたち花のバブル組」(2010年12月発売)が3.0万部、単行本「ロスジェネの逆襲」(昨年6月発売・ダイヤモンド社)が3.9万部でトータル10.5万部だった昨年から一転、今年は7月のドラマ放送開始による“半沢効果”で売上が約25倍増に。

8月12日付けの週間文庫部門では「オレたちバブル入行組」が1位、「オレたち花のバブル組」が2位に。10月7日付けの週間BOOK(総合)部門では、単行本「ロスジェネの逆襲」が初の1位と、文庫・単行本ともに週間ランキングを制覇。累計売上(12月2日付け現在)は、文庫「オレたちバブル入行組」が116.7万部、「オレたち花のバブル組」が104.6万部と、いずれも100万部を超えるヒットとなっている。