視聴率連続30%超え、社会現象となったドラマ『半沢直樹』(TBS系)も、いよいよ22日が最終回。
打ち上げで堺雅人(39)から『あのシーンが忘れられず、思いが伝わりました』と言葉をかけられたのは、大阪西支店・浅野支店長(石丸幹二)の妻・利恵を演じた中島ひろ子さん(42)だ。

 半沢の妻、上戸彩(27)演じる花と、夫は天敵だが、妻同士は仲よくなるという設定。

「上戸さんは、ふだんも自然体でかわいいんです。リハーサルでも、アドリブで私にさりげなく近寄ってきて、トントンとたたくのがキュートで。監督も『それいいね。使おう』となって。上戸さんの笑顔につられて私も優しい笑顔が出ました」

 堺が忘れられない、と言ったのは、中島さん演じる妻が夫の窮地を察し、『夫をよろしく』と半沢の手を握り嘆願する場面。印象的なシーンだった。

「撮影の本番まで、堺さんとは目を合わせないようにしていました。両手で堺さんの右手を包み込むように握り、思いを込めて力を入れました」

 最終回に向けては「半沢さんに、大和田常務(香川照之)をやっつけて“夫”の敵を取ってほしい。そしてドラマが続いて、今度は半沢さんを助ける夫婦で出たいです」。