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海外で事故、災害、犯罪などに遭遇する者の数は少なくなく、外務省の海外邦人援護統計によると、2011年の総援護対象者数は19,533人(2012年8月発表)。援護対象者の中には海外で行方不明になった者も含まれ、迷子などの一時的行方不明を入れると、その数は年間100件を超える年もあるという。欧米に目を向けてみても、その深刻さは同様。トラブルに巻き込まれた当人はもちろん、その家族が心を痛める事態に陥ることも。父親が旅先のパリで行方不明になった娘を捜し回る『96時間』など映画の題材としても扱われてきた。そして、8月2日にDVDリリースされる海外ドラマ「ミッシング」の主人公ベッカ・ウィンストンも、海外で事件に巻き込まれた息子を持ち、その裏に隠された陰謀に翻弄される1人。留学先のローマで失踪した我が子を捜すため、彼女はヨーロッパ中を駆け巡ることになるのだ。

単なるシングルマザーではなかった? 母親に隠された壮絶な過去とは?

息子のマイケルを女手ひとつで育ててきたベッカは、建築家志望でローマ留学を希望するマイケルを送り出すことに。しかし、まもなくマイケルが留学先で突然失踪したとの知らせが入る。マイケルを捜すべく渡欧したベッカは、愛する我が子を自分の手に取り戻すため、捜索活動に全身全霊を傾けることに。だが、捜索活動は難航し、複雑な様相を呈していく。というのも、実はベッカの過去にはある秘密が。彼女は普通のシングルマザーのように見えながら、元CIAの優秀なエージェントだったのだ。CIAに所属していたベッカは、マイケルがまだ幼かった10年前に、任務の途中で同僚でもある夫を殺害されている。以来、CIAを離れてマイケルと平穏な暮らしを送ってきたものの、息子の失踪事件の背後に、CIAだったベッカの過去にまつわる衝撃の事態が見え隠れし始めるのだった…。

壮大な追跡劇の中に、スパイ・アクションとミステリーの面白さアリ

息子を誘拐したのは何者なのか? なぜ息子は誘拐されたのか? そして、誘拐事件の裏に潜む巨大な陰謀とは…? 数々のミステリーに直面し、絶望を味わいながらも、息子と一緒に帰国する日を夢見て孤軍奮闘するベッカの活躍には、『M:i』シリーズ、『ボーン』シリーズなどの傑作スパイ・アクションの面白さがふんだんに詰まっている。過去に培ったCIAエージェントのスキルと人脈を駆使しながら、息子の足取りを追い、ローマ、パリ、ウィーン、プラハといったヨーロッパ諸国に乗り込む姿がパワフル。迫りくる敵との格闘から手に汗握るガンファイト、大規模の爆破シーン、さらには圧巻の諜報術まで、CIA仕込みの体当たりアクションと矢継ぎ早に繰り出されるスリリングな駆け引きが凄まじい。そんな中、陰謀渦巻く世界には壮大なミステリーがつきもの。事件の核心に近づくにつれ、新たな謎が次々と発生する展開にも注目だ。

我が子を想う母の愛を、ハリウッドの人気女優がタフに繊細に演じる

CIAエージェントが活躍するスパイ・アクションの構成を取りながらも、ストーリーの根底にあるのは揺るぎない究極の愛。息子を想う母の愛があったからこそ、壮大な追跡劇が生まれたと言っても過言ではない。たとえ世界中の全員が諦めてしまっても、自分だけは息子の無事を信じ、最後まで決して諦めないのが母親の性。そんな母親の愛情深き執念を、映画女優のアシュレイ・ジャッドが熱演している。『コレクター』や『ツイステッド』など、数々の主演作を放ち、最近では『エンド・オブ・ホワイトハウス』の大統領夫人役も記憶に新しい彼女が作品に惚れ込み、主演だけでなく製作総指揮も兼任。元スパイの設定に説得力を持たせるため、ほぼノースタントでアクションに挑戦。ワークアウトに専念して引き締まった肉体を披露したのはもちろん、子を愛する母のタフで繊細な心情を体現した演技力も必見に値する。

ヒロインの活躍と愛が十分に堪能できる第3話「見えてきた影」

ベッカの活躍、そして母親としての愛が全編にわたって堪能できる「ミッシング」。第3話「見えてきた影」では、あともう一息のところでマイケルを何者かに連れ去られてしまったベッカが、嘆き哀しみながらも彼の足跡を追う。そんな中、事件に関わる人物として、怪しい女弁護士が登場。マイケルを連れ去った一味らしき彼女を前に、ベッカが取った行動とは? 美しいビーチリゾート、イタリアのラヴェッロでの直接対決、さらには海上でのボートチェイスなど、手に汗握るシーンが満載だ。一方、幽閉先で謎の美少女と知り合うなど、誘拐されたマイケルにも新たな展開が。物語の幕開けとなる第1話から新展開が訪れる第3話まで、まずは一気にチェックしたい。

『ミッシング』特集ページ

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