8日、ボクシングWBC世界バンタム級王者・山中慎介は、同級1位マルコム・ツニャカオを相手にTKO勝利を挙げ、3度目の防衛に成功した。

同日、この一戦を放送した日本テレビでは、ボクシング歴代世界王者7名をゲストに招き、「1分間の深イイ話×ボクシング世界戦 緊急生放送2時間SP」(8日放送分)として、世界王者経験者たちのボクシングにまつわる“深イイ話”を紹介した。

井岡ボクシングジム会長兼タレントで、現WBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔を甥に持つ、井岡弘樹は、6人の世界王者を育てた師エディ・タウンゼント氏の言葉を紹介。現在、井岡ジムでは、所属選手にエディ氏の教えを伝えるため、エディ氏が少しだけ指を開いている写真を掲げている。

その理由とは、エディ氏の「世界を獲れるボクサーと、獲れないボクサーの差はたったこれだけね。ほんのちょっとなの」という彼の言葉による。井岡は、教え子たちに「人が練習を止めた時、もう少しだけ練習した奴。苦しくて負けそうになった時、もう少しだけ頑張った奴だけがチャンピオンになれる」と説いているという。

だが、VTRが紹介されると、井岡は同じくエディ氏の弟子で大先輩にあたるガッツ石松について、「エディさんが言ってましたけど、教え子の中で練習しないのはガッツさんって言うてました。走ったって嘘ついて、水かぶって・・・」と発言、突然の暴露にガッツは「うるさい!」と大声を挙げるしかなかった。