オランダの国際園芸博覧会で台湾ブース好評

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(台北 24日 中央社)台湾の花卉業者組合は行政院・農業委員会の指導の下、今年4月よりオランダのフェンローで開催された国際園芸博覧会「フロリアード2012」に出展していたが、6カ月間の展示期間ののち、屋内花卉コンクールで台湾ブースが優勝した。

今回の出展では台湾区花卉輸出業同業公会が関連産業団体と連携、長い準備期間を経て、コチョウラン(胡蝶蘭)、オンシジューム、万年竹、アンスリウム、パフィオペディルム、パキラなど、台湾を代表する輸出用観葉植物や洋ランなどを現地でお披露目することができた。

去年、台湾の花の輸出額は前年比17.7%増の1億7590万ドル(約140億3500万円)。このうちヨーロッパへは3532万ドル(約28億1800万円)で前年より50.9%の大幅増となり、とりわけパキラや胡蝶蘭の苗の輸出が伸びている。

今回オランダで行われたこの「フロリアード」は10年に一度の国際園芸博覧会で、今年は50近い都市や国から出展があり、入場者数は延べ200万人を上回った。

写真=台湾が開発したオンシジュームの新品種「白雪」(農業委員会提供)