アシストに中途採用で入社した転職組の中には、前職でアシストの製品を扱っていた、またはユーザだった、というケースが少なくない。矢野勝彦もそんな一人である。

【お客様の声に耳を傾け、受容しながら場作りを目指すコンサルタント】
株式会社アシスト 顧客支援部 矢野 勝彦
― 某SI会社退職後、1996年、アシストに中途入社。BIなど情報活用系製品の技術を経て、コンサルティング業務を13年以上担当している。所属は支社統括顧客支援部。

「あるお客様向けに、会計パッケージ導入の受託業務プロジェクトリーダーを担当していた前職時代、工数削減のためにアシストが販売していたBIソフトで帳票を作りましょうという提案をし、パートナーとしてアシストに声をかけました」

その時のアシストの導入・教育の技術担当者が、お客様を向いた姿勢の方で、迅速かつ丁寧な対応をしていただき、お客様からの評判がよかったこと、そして、“システムが動いて当たり前”で評価される開発業務とは違う立場で、こんなにお客様に喜ばれる仕事があるんだと思い、矢野はアシストへの転職を決めたという。開発という枠から離れて新しいビジネスを覚えたいという強い動機があった矢野は、数年間製品技術に携わった後、コンサルティング部門に配属となる。

「当初、コンサルティングとはお客様の課題を的確に把握し、“答え”を提案する仕事、言わば教師のような存在をイメージしていました。例えば、製品パッケージの導入のコンサルティングなら、お客様の環境や課題・ゴールを把握した上で、“こうすべきです、ほら投資対効果も高いでしょう。”といったような具合です」

その思いを変えたのは、上司であった石原洋から言われた言葉だった。


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