一般社団法人日本自動車タイヤ協会が、20代〜50代のドライバー男女400名を対象にインターネットを活用した「タイヤの空気圧点検についての意識調査」を実施しました。


省燃費運転に対して、タイヤの影響が少なくないことは周知の通り。タイヤの銘柄による燃費効果も無視できないが、適性空気圧を維持することの効果も大きいのです。


そうした知識がドライバーにとって常識的なことは、このアンケートでも明確になりました。「タイヤの空気圧の減少がもたらす弊害を知っていますか?」という質問に対して、80.5%もの回答者が「燃費が悪くなる」と答えています。


多くの人がタイヤの空気圧とエコドライブの関連性を認識しているというわけです。


また意識調査では、約8割が「普段からエコ(エコロジー)を心掛けている」と回答。さらに75.5%の人が「エコな運転を心がけている」と回答。エコドライブへの意識はかなり高まっています。



 


こうしたアンケート結果からすると、日常的にエコ意識が強く、タイヤ空気圧も気にかけているように思えるが、実際のタイヤ空気圧点検の頻度は、タイヤ業界が推奨している月1回以上の点検を行なっていない人が64.4%。



タイヤ空気圧の重要性はわかっていても、そのチェックは実行できていない、というのが実情です。


また、興味深いのは年齢を重ねるほどタイヤ空気圧を日常的にチェックしている比率が増えていること。50代では75.0%もの回答者が空気圧を気にかけているのに対して20代では47.0%と半数以下しか気にしていません。昔はパンクしやすかったのでタイヤを確認するクセがついているのでしょう。



正常な状態でもタイヤの空気は僅かに抜け、徐々に規定空気圧から減っています。燃料給油のタイミングで空気圧チェックをする習慣をつけるなど、月に一度はタイヤの空気圧が規定値かどうか確認したいものです。


 


[関連リンク]


タイヤの空気圧点検についての意識調査(リンク先Pdf 一般社団法人日本自動車タイヤ協会)


 


(山本晋也)



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