セクシードレスで登壇した長澤まさみと『モテキ』で共演した麻生久美子

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 2日、第35回日本アカデミー賞授賞式が行われ、『モテキ』で優秀主演女優賞を受賞した長澤まさみが美脚を強調したセクシードレスで登壇した。同作では口移しで水を飲ませるなど大胆なシーンにも挑戦したが、それについては「本当にやる人いるのかなあ?」と思わず本音を漏らす場面もあった。

 脚をたっぷり露出したミニドレス姿での登場は、大根仁監督の指示。「(撮影が終わっても)演出の仕事は残っていると思いまして、『今日はとびきりエロイ服で来い』と指示しておりました。皆様、ご堪能ください!」と監督直々に紹介された長澤は「監督のために着てきたけど、ちょっと失敗したかな」とコメント。共演の麻生久美子をはじめ、『ツレがウツになりまして。』の宮崎あおい、AKB48の前田敦子など、きれいどころがそろった同授賞式でも一際注目を浴びていた。

 自身の優秀主演女優賞に加え、『モテキ』が話題賞を受賞した長澤は、声優を務めた『コクリコ坂から』も最優秀アニメーション作品賞を受賞。宮崎吾朗監督とともにステージに上がると、幼いころからスタジオジブリ作品のファンだったことを明かし、「わたしの世代はみんなそうだと思います。そんなすてきな作品を作り続けているジブリの作品に参加させていただき、本当にうれしかったです」と喜びを夢心地に語っていた。

 また、アニメーション作品賞が第30回から創設されたこともあり、スタジオジブリ作品が2年連続で最優秀賞を受賞するのは初めてのこと。昨年『借りぐらしのアリエッティ』で同最優秀賞を受賞した米林宏昌監督からトロフィーを受け取った宮崎監督は「アニメーションというのは本当に多くの人がかかわっているので、今回はそうした人たちを代表して受け取ったと思っております」と監督第2作での快挙にも控えめな態度を崩さなかった。(編集部・福田麗)