永谷園“お茶づけの素”のレシピ本
以前、コネタで “カルピスのレシピ本”を紹介したことがある。カルピスを活用して「えびチリ」や「ポークソテー」を作るという内容の一冊。斬新ではあるがそれだけでなく、確実に多くの人の舌を満足させてくれる高クオリティを誇っていた。
そして、今度は「お茶づけ」。永谷園が1952年から発売し続けている超ロングセラー商品『お茶づけの素』を使ったレシピ本『永谷園のお茶づけ海苔でおもてなし』(税込み880円)が、2月17日よりぶんか社から発売されているそうなのだ。
『お茶づけの素』なら、ウチにもたくさんある! 常備している。ササッといただくと、お腹も満足。何より、美味し過ぎ!! 仕事の合間に最適な、最高のファストフードだったりするのです。
それを、このレシピ本があれば他の料理に活用できるというワケだ。
それにしても、同書で紹介されているアレンジレシピのレパートリーが凄い。
まず驚きは、その種類か? 何しろ、「前菜&オードブル」、「スープ&ドレッシング」、「野菜料理」、「魚&肉料理」、「お食事」、「パン&デザート」、「アレンジお茶づけ」といった幅広いジャンル分けで、全113品のレシピが紹介されているのだ。前菜とかデザートとかに、お茶づけが!?
ちなみにこれらのレシピは、全て料理研究家・古寺ななえ先生が考案している。……いや、もう心の底から脱帽です。なかなか考え付かないよ。お茶づけを使ったグラタンやチキンナゲット、くるみパン、羊羹だなんて!
「個人的には、“塩チョコレートケーキ”がおすすめです。意外性は勿論ですが、お茶づけの塩味も効いていて、それがまた甘さを際立てます」(ぶんか社・今井さん)
これはもう、私の中の常識を塗り替えた。人肌に温めた牛乳に『お茶づけ海苔』を入れ、それを溶けたチョコレートに混ぜ合わせて作るそうだ。こうすると、塩気が程よいアクセントを付けてくれるとのこと。
聞けば聞くほど、興味が湧いて来る。そこで、私も2品ほど“お茶づけレシピ”を試してみました! 念のため、男手でもできる簡単なヤツね……。
一つ目は、『さけ茶づけ』を用いた“スパゲティサラダ”。これはベーコンとピーマンを炒めて、そこに『さけ茶づけ』を投入するというもの。それをスパゲティと和えて、出来上がり。この完成の瞬間が素晴らしい。辺りが、『さけ茶づけ』のいい香りでイッパイになるのだ。そして、お馴染みの玉型のおかきが乗っているのがいかにも。お茶漬けの名残りは、そこかしこに。
では、いただきます。……おぉ、かなり濃厚! 調味料として使った粒マスタードのインパクトが結構強いのだけど、それに対抗する『さけ茶づけ』の塩気も負けてない。しかし、両者がケンカしてるわけでもなくて。ピリリと辛い、大人のサラダという印象です。これ、ビールとかにピッタリだと思うなぁ。
続いては、古寺先生のおすすめレシピでもある“からしメンタイ風の雷こんにゃく”。これは、こんにゃくをごま油で炒め、そこに『たらこ茶づけ』ととうがらしや調味料を投入しで作る一品。見た目は極めて和風ですが、果たして……?
おぉ、こちらも絶妙! 唐辛子がピリリと効いているのだが、またそこに『たらこ茶づけ』の風味が調和する。見た目通りの純和風テイストで、こちらは日本酒のおつまみに最高だな。
……といった今までにないレシピが体験できる同書には、早くも反響が。
「発売前から取り次ぎさんや書店さんの注文も多く、twitter上でも『気になる』、『カバーが可愛い』など好評を頂いています」(ぶんか社・今井さん)
皆さんのご家庭にも、きっとあるんじゃないですか? 永谷園の『お茶づけの素』が。まさに、安心の定番商品。
そして、このレシピ本があれば新境地に羽ばたくことも可能。一度体験していただきたい、冒険心溢れる一冊でした!
(寺西ジャジューカ)
そして、今度は「お茶づけ」。永谷園が1952年から発売し続けている超ロングセラー商品『お茶づけの素』を使ったレシピ本『永谷園のお茶づけ海苔でおもてなし』(税込み880円)が、2月17日よりぶんか社から発売されているそうなのだ。
それを、このレシピ本があれば他の料理に活用できるというワケだ。
それにしても、同書で紹介されているアレンジレシピのレパートリーが凄い。
まず驚きは、その種類か? 何しろ、「前菜&オードブル」、「スープ&ドレッシング」、「野菜料理」、「魚&肉料理」、「お食事」、「パン&デザート」、「アレンジお茶づけ」といった幅広いジャンル分けで、全113品のレシピが紹介されているのだ。前菜とかデザートとかに、お茶づけが!?
ちなみにこれらのレシピは、全て料理研究家・古寺ななえ先生が考案している。……いや、もう心の底から脱帽です。なかなか考え付かないよ。お茶づけを使ったグラタンやチキンナゲット、くるみパン、羊羹だなんて!
「個人的には、“塩チョコレートケーキ”がおすすめです。意外性は勿論ですが、お茶づけの塩味も効いていて、それがまた甘さを際立てます」(ぶんか社・今井さん)
これはもう、私の中の常識を塗り替えた。人肌に温めた牛乳に『お茶づけ海苔』を入れ、それを溶けたチョコレートに混ぜ合わせて作るそうだ。こうすると、塩気が程よいアクセントを付けてくれるとのこと。
聞けば聞くほど、興味が湧いて来る。そこで、私も2品ほど“お茶づけレシピ”を試してみました! 念のため、男手でもできる簡単なヤツね……。
一つ目は、『さけ茶づけ』を用いた“スパゲティサラダ”。これはベーコンとピーマンを炒めて、そこに『さけ茶づけ』を投入するというもの。それをスパゲティと和えて、出来上がり。この完成の瞬間が素晴らしい。辺りが、『さけ茶づけ』のいい香りでイッパイになるのだ。そして、お馴染みの玉型のおかきが乗っているのがいかにも。お茶漬けの名残りは、そこかしこに。
では、いただきます。……おぉ、かなり濃厚! 調味料として使った粒マスタードのインパクトが結構強いのだけど、それに対抗する『さけ茶づけ』の塩気も負けてない。しかし、両者がケンカしてるわけでもなくて。ピリリと辛い、大人のサラダという印象です。これ、ビールとかにピッタリだと思うなぁ。
続いては、古寺先生のおすすめレシピでもある“からしメンタイ風の雷こんにゃく”。これは、こんにゃくをごま油で炒め、そこに『たらこ茶づけ』ととうがらしや調味料を投入しで作る一品。見た目は極めて和風ですが、果たして……?
おぉ、こちらも絶妙! 唐辛子がピリリと効いているのだが、またそこに『たらこ茶づけ』の風味が調和する。見た目通りの純和風テイストで、こちらは日本酒のおつまみに最高だな。
……といった今までにないレシピが体験できる同書には、早くも反響が。
「発売前から取り次ぎさんや書店さんの注文も多く、twitter上でも『気になる』、『カバーが可愛い』など好評を頂いています」(ぶんか社・今井さん)
皆さんのご家庭にも、きっとあるんじゃないですか? 永谷園の『お茶づけの素』が。まさに、安心の定番商品。
そして、このレシピ本があれば新境地に羽ばたくことも可能。一度体験していただきたい、冒険心溢れる一冊でした!
(寺西ジャジューカ)