東京を歩きながら、京都の魅力を満喫しよう!
中学時代、立命館大学入学を熱望していた。当時、放映していた『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ)は、私の青春。そして同番組の優勝者を軒並み輩出していたのは、全国のクイズマニアの中でも名高い「立命館大学クイズ研究会」だった。
だからこその、進学目標。そして、残念ながら成し遂げられなかったわけです……。
手前味噌極まりないエピソードを披露してしまいましたが、そういえば立命館は京都にある大学じゃなかったか? 幼心に京都への移住を夢見ていた私……。当然、このイベントが見逃せないです。2月16〜29日の14日間に都内各所で開催されるのは、その名も「京あるきin東京2012〜恋する京都ウィークス〜」。
同イベントが、かなり多岐に渡る内容になっていて。例えば2月29日までは、椿山荘(東京都文京区)の庭園にて京都東山花灯路を再現。また、同所の各レストランでは京都の食材を使ったお料理フェアや舞妓の舞を満喫することができるという。
2月25日までは「京都・花街芸舞妓」の世界を写真家・溝縁ひろし氏の作品を通じて紹介する「京都・花街の伝統美」が、東海東京証券(東京都中央区)ギャラリースペースにて開催。
2月25、26日には京都でしか手に入らない情報が満載の“京都の景観・まちづくり展” や、京都の各大学による特別講座が、京都造形芸術大学・外苑キャンバス(東京都港区)にて開催されるとのこと。
なるほど。でも、どうして京都のイベントを東京で? 同イベントを主催する京都市の東京事務所・奥薗さんに話を伺ってみました。
「京都には四季折々の美しい自然景観や、そこに溶け合う寺社仏閣や京町家があります。これら日本の貴重な財産を国を挙げて活用し、国際社会への発信を実現する『京都創生』という取組を行っているのですが、どうしても京都内だけでは成し遂げられない部分もあります。そこで首都圏の方にも京都の魅力を御理解いただき、皆さんに応援してもらおうという目的でスタートしたのがこのイベントです」(奥薗さん)
ちなみにこの“京あるきイベント”は2011年に起ち上がったもので、今年は2回目だそう。
なるほど、コンセプト等は理解しました。そして、私にも京都を応援させてください! 当然、実際にこのイベントに参加しましたよ。私が今回体験したのは「京あるきin日本橋ツアー」。こちらは実は2月19日に終了しているのものなのだが、ちょっと雰囲気だけでも味わってくださいね。
まず、当日は八重洲にある「京都館」にて集合。すると、ロビー前で出迎えてくれたのは二人の舞妓さん。京都からいらっしゃった「とし夏菜(としかな)」さんと「とし真菜(としまな)」さんである。チラッとお喋りしたのだが、「〜どすぅ」という言葉遣いが、新鮮で最高!
その後、京都館にて京都物産品(お酒や食品、アクセサリーなど)を買い物できます。でも、このタイミングは舞妓さんと記念撮影ができる絶好の機会と化していて……。気付くと出来てる長蛇の列に、驚愕!
続いては、舞妓さんとのお茶会も開かれた。そこでは“シャカシャカ”ととし真菜さんがお茶を作ってくれ、とし夏菜さんがお茶とお菓子を受け渡してくれて……。しかもお茶を渡す際は、礼儀正しくお椀を“クルッ、クルッ”と2回ほど回してくれる。いやぁ、何とも風流な!
そこで受け取ったお茶をいただくと、まさにお抹茶。まろやかで、ほのかな苦味もあり、いわゆる本格派のお茶でした。一つ大人のステージを上った気がして、貴重な体験だな!
続いては、本店は京都にある風呂敷専門店「東京唐草屋」(東京都中央区)にて風呂敷包み体験を。ちなみに風呂敷は上方文化で、手ぬぐいは江戸文化だそう。京都には、風呂敷店が数多いようだ。そんな同店では風呂敷の基本的な結び方のほか、応用編の“バスケット包み”やしずく型の風呂敷の包み方も教えていただいた。
その後も和菓子屋での昼食や、舞妓さんによる舞披露など盛りだくさんの内容が繰り広げられる有意義な一日。非常にオススメのツアーなのだが、これは既に終了してしまっています。ゴメンナサイ!
ただ、同イベントの公式サイトでは他の催しについても告知されているので、興味アリの方は要チェック。
「色々なイベントがありますので、お好きな内容のものにお越しいただけたらと思います」(奥薗さん)
昨年の参加者からは、「京都って色々な面があるよね」といった反響が多く寄せられたらしい。それはそうだろう。これだけ多くのイベントが開催されるのだから、それだけで京都の持つ深さは推して知るべしです。
首都圏で、京都を満喫! 趣旨は意義深い真面目なものですが、イベント内容そのものは身近で楽しい。気軽なテンションで参加してみるのも、イイと思いますよ?
(寺西ジャジューカ)
だからこその、進学目標。そして、残念ながら成し遂げられなかったわけです……。
手前味噌極まりないエピソードを披露してしまいましたが、そういえば立命館は京都にある大学じゃなかったか? 幼心に京都への移住を夢見ていた私……。当然、このイベントが見逃せないです。2月16〜29日の14日間に都内各所で開催されるのは、その名も「京あるきin東京2012〜恋する京都ウィークス〜」。
2月25日までは「京都・花街芸舞妓」の世界を写真家・溝縁ひろし氏の作品を通じて紹介する「京都・花街の伝統美」が、東海東京証券(東京都中央区)ギャラリースペースにて開催。
2月25、26日には京都でしか手に入らない情報が満載の“京都の景観・まちづくり展” や、京都の各大学による特別講座が、京都造形芸術大学・外苑キャンバス(東京都港区)にて開催されるとのこと。
なるほど。でも、どうして京都のイベントを東京で? 同イベントを主催する京都市の東京事務所・奥薗さんに話を伺ってみました。
「京都には四季折々の美しい自然景観や、そこに溶け合う寺社仏閣や京町家があります。これら日本の貴重な財産を国を挙げて活用し、国際社会への発信を実現する『京都創生』という取組を行っているのですが、どうしても京都内だけでは成し遂げられない部分もあります。そこで首都圏の方にも京都の魅力を御理解いただき、皆さんに応援してもらおうという目的でスタートしたのがこのイベントです」(奥薗さん)
ちなみにこの“京あるきイベント”は2011年に起ち上がったもので、今年は2回目だそう。
なるほど、コンセプト等は理解しました。そして、私にも京都を応援させてください! 当然、実際にこのイベントに参加しましたよ。私が今回体験したのは「京あるきin日本橋ツアー」。こちらは実は2月19日に終了しているのものなのだが、ちょっと雰囲気だけでも味わってくださいね。
まず、当日は八重洲にある「京都館」にて集合。すると、ロビー前で出迎えてくれたのは二人の舞妓さん。京都からいらっしゃった「とし夏菜(としかな)」さんと「とし真菜(としまな)」さんである。チラッとお喋りしたのだが、「〜どすぅ」という言葉遣いが、新鮮で最高!
その後、京都館にて京都物産品(お酒や食品、アクセサリーなど)を買い物できます。でも、このタイミングは舞妓さんと記念撮影ができる絶好の機会と化していて……。気付くと出来てる長蛇の列に、驚愕!
続いては、舞妓さんとのお茶会も開かれた。そこでは“シャカシャカ”ととし真菜さんがお茶を作ってくれ、とし夏菜さんがお茶とお菓子を受け渡してくれて……。しかもお茶を渡す際は、礼儀正しくお椀を“クルッ、クルッ”と2回ほど回してくれる。いやぁ、何とも風流な!
そこで受け取ったお茶をいただくと、まさにお抹茶。まろやかで、ほのかな苦味もあり、いわゆる本格派のお茶でした。一つ大人のステージを上った気がして、貴重な体験だな!
続いては、本店は京都にある風呂敷専門店「東京唐草屋」(東京都中央区)にて風呂敷包み体験を。ちなみに風呂敷は上方文化で、手ぬぐいは江戸文化だそう。京都には、風呂敷店が数多いようだ。そんな同店では風呂敷の基本的な結び方のほか、応用編の“バスケット包み”やしずく型の風呂敷の包み方も教えていただいた。
その後も和菓子屋での昼食や、舞妓さんによる舞披露など盛りだくさんの内容が繰り広げられる有意義な一日。非常にオススメのツアーなのだが、これは既に終了してしまっています。ゴメンナサイ!
ただ、同イベントの公式サイトでは他の催しについても告知されているので、興味アリの方は要チェック。
「色々なイベントがありますので、お好きな内容のものにお越しいただけたらと思います」(奥薗さん)
昨年の参加者からは、「京都って色々な面があるよね」といった反響が多く寄せられたらしい。それはそうだろう。これだけ多くのイベントが開催されるのだから、それだけで京都の持つ深さは推して知るべしです。
首都圏で、京都を満喫! 趣旨は意義深い真面目なものですが、イベント内容そのものは身近で楽しい。気軽なテンションで参加してみるのも、イイと思いますよ?
(寺西ジャジューカ)