「ゼルダの伝説」25周年、新作「Skyward Sword」発売のほか「4つの剣+」無料配信などゼルダ情報まとめ
今年は「ゼルダの伝説」シリーズが25周年を迎えるということで、任天堂のメディアプレゼンテーションのオープニングはゼルダ一色。沸き立つ会場に、任天堂の開発本部長宮本茂氏が登場してスタートしました。
新作情報のほか、「時のオカリナ」が世界中で発売が決まったり、「4つの剣+」が無料配信されたりと、25周年に相応しい展開が予定されているゼルダ情報のまとめは以下から。
宮本茂(以下、宮本):
去年はマリオが25周年、今年はゼルダが25周年です。8bitのNES(Nintendo Entertainment System)で作り始めてから、音楽もグラフィックも進化してきました。
最後の方に流れたのは新作「The Legend of Zelda: Skyward Sword」のテーマです。毎日聞いてますが、ワクワクします。ゼルダには音楽が欠かせません。宝箱を開けるシーン、妖精に助けられるシーン、すべてのシーンに音楽があります。今日はオーケストラが来ているので、せっかくだから生で効果音を聞いて欲しいと思います。
宝箱を開けるBGMで実演する宮本さん。
宮本:
お客さん、みんなこの音楽がわかるみたいで嬉しいです。感謝します。25周年の節目ということで、いろいろなハードにゼルダを準備しました。昨日の夜からeショップをやっていて、今日からはバーチャルコンソールで「夢を見る島」のダウンロードがスタートです。世界中で、時間はちょっとズレがあるかもしれませんが、今日中に準備ができます。これは「ゼルダの伝説」の中でも最も自由に作られたゲームで、初めての人にも楽しんでもらえるゲームとなっています。
そして来週末、「時のオカリナ」を世界中で発売します。3DSになったのでフレームレートもよくなり、グラフィックも良くなりました。臨場感があります。初めてゼルダを遊ぶ人のためにヒントムービーをいっぱい入れました。何度もプレイしている人のために2周目のミラーモード、ボスと戦うテストモードもあります。
宮本:
9月にはDSiで4人で遊ぶ「ゼルダの伝説 4つの剣+」を、無料配信します。ぜひとも4人で遊んでみてください。
宮本:
仕上げが「The Legend of Zelda: Skyward Sword」です。ホリデーシーズンに世界中で発売。やっとできました。モーションプラスで遊べます。新しいリモコンも準備しました、これは発売当初の特別仕様リモコン。
宮本:
いま僕も開発で毎日遊んでいますが、本当に鍛えられる気分です。エクササイズみたい。謎解きもいろいろあるゲームなので、実際遊んでみないと分からないこともあります。ゲームフロアで「時のオカリナ」と「Skyward Sword」をぜひ遊んでいってください
宮本:
今日はオーケストラのみなさんがいるので、25周年コンサートを開催したいと思います。オーケストラの皆さんにも拍手を。
宮本:
このコンサートは、世界中でも開くことになりました。日米欧で、秋から順次ツアーを行います。また、「時のオカリナ」のオリジナルサウンドトラックは、クラブニンテンドーへの早期登録でプレゼントします。「Skyward Sword」のためのCD、これは発売時のキャンペーンに準備するのでお楽しみに。いくつか他にもプランがありますが、それはまたのお楽しみです。
これまで25年間、ゼルダを支えてきてくれたのは大勢の開発メンバーです。任天堂内でも200名を超えるメンバーが仕事をしています。そのメンバーに恵まれて僕は幸せでした。今日、そのうち何人かが来ているのでご紹介します。手塚さんと小泉さん。マリオ64をやったり、今はマリオギャラクシーをやったりしています。そして青沼さんはみなさんご存じゼルダのプロデューサーです。
宮本:
一番大事なのは世界中でゼルダを遊んでくれる皆さんです。皆さんに感謝してこのコーナーを終えます。ありがとうございました。
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