ふと、気がつくとスパム一位がアメリカからブラジルになっていました。厳罰化するアメリカと、法律的にまだ放置状態のブラジルということで差が出たように思います

出会い系サイトの法律が強化され、申請制となったことから、「出会い系」サイトは壊滅状態となってきました。そうした中メールを「億」単位で送信し、成果をあげようと考える人間は今後減るのではと思います。

とはいえ海外は関係ありませんので、相変わらず「バイアグラ」等々の勧誘メールは一日200-300通来るのですが。そうした中、トレンドマイクロでは「スパムマップ」を公開しています。
http://itw.trendmicro.com/malware_spam_map.php


1位 ブラジル 16.44%
2位 アメリカ 9.78%
3位 韓国 6.95%
4位 ポーランド 5.77%
5位 インド 5.72%

 2009/06/29時点で、一位がブラジル、二位がアメリカ、三位がなんと「韓国」となっています。
 ブラジルは6月頭2位であったのが、ついに6月末アメリカを抜いたことになります。アメリカはスパム対策を国全体で行った結果としてランキングが下がってきたと考えられます。スパムを配信するISPの上位10社中2社が米国のISP、4社がブラジルのISPであり、「ブラジルは中継国」として使われるケースが多いこと、そして「グレーマーケット」としての需要が大きいため配信数が増えたのではないかといわれています。

インターネットでしか買えないものが
インターネットではよく売れる!

 ある国では違法なものが、ある国では合法なアイテムである場合、そのグレーアイテムは格好の「売れ筋商品」となる。日本でいえば、先だってのDS用の「マジコン」などがそれにあたります。ヤフオクなどでも販売が禁止されたため

今までに購入歴のあるユーザー宛にメールを送信し、購入希望者はそれを欲しい人に転送するという方式で売られていました


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