■ホールドのよい背面
背面には上部にカメラを備える。下部の電池カバー部はへこみがあり、本体のホールディングを向上させている。
X03HT 背面X03HT カメラ部


■やや厚みはあるがシンプルな側面
左側面には音量調節ボタン、Comm Managerボタンを備える。右側面にはカメラボタン、MicroSDスロットを備える。
X03HT 左側面X03HT 右側面


■上部とMicroSD
上面は電源ボタンだけのシンプルさ。左下部にMicroSDを備える。
X03HT 上部X03HT MicroSDスロット


■バッテリー、SIMスロット
背面カバーを押しながら下にスライドさせるとバッテリーを取り出せる。SIMスロットはバッテリーを外した下部側に備わっている。
X03HT バッテリーX03HT SIMスロット


■使うユーザーを選ばない「X03HT」
デュアルキーボードを搭載したことで、ケータイ入力、パソコン入力のどちらを好むユーザーにも利用できる端末となっている。

このX03HTは、X02HTのタッチパネル非対応のケータイ指向端末を進化させ、ダイヤルキーとHTCの特徴でもある使いやすいスライドQWERTY配列キーボードを搭載した端末で、ある意味では、HTC社のスライドキーボード系の完成型とみることもできる。

また、本体の仕上げもこれまでのHTC製端末が無機質で実用機的なデザインであったが、X03HTは一般のケータイ的な家電的デザインとなっており、スマートフォンという特別なイメージはX03HTにはないことも、ケータイ化へのアプローチが明確に現れているといってよいだろう。

いよいよWindows ケータイもスマートフォンという特別なものから違和感のないケータイへの段階に入ったといえるだろう。

■主なスペック
OS:Windows Mobile 6 Standard Edition 日本語版
CPU:Qualcomm MSM7200
メモリ:ROM 256Mバイト RAM 128Mバイト
ディスプレイ:2.4インチ(QVGA)、TFT液晶・最大65,536色
メール:メール、S!メール(MMS)[ムービー写メール、写メール、音声メール]
カメラ(静止画):有効画素数 200万画素/CMOS (サブカメラ 30万画素/CMOS)
   (動画) :最大保存容量 最大100Mバイト、最大録画時間 約100分(本体)、約30秒(ムービー写メール対応)
通信:Bluetooth:Ver.2.0、赤外線通信(IrDA)、無線LAN
大きさ: 約幅51mm×高さ106mm×厚さ19.4mm(閉じた状態。突起部除く)、重さ約150g
連続通話時間:約210分(日本国内・W-CDMA)/約240分(GSM)
連続待受時間:約330時間(日本国内・W-CDMA)/約230時間(GSM)
充電時間  : 約180分

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