インタビュー:超飛行少年「メロディ重視+バンド・サウンド」
■ライブでは3ピースバンドならではの、CDとはまた違った良さがあると思うのですが、各パートでのこだわりはどんな所ですか?
小林:僕はボーカル&ギターから始めたギターなので、ギタリストという所を通っていないから、とにかくドラムとベースの前にギターで壁を作りたいというのがあるんですけど。だったらL-Rの壁はなるべく顔を広くというのを考えているので、エフェクターでひずませると単純にギターの顔が小さくなるので、必然的にマーシャル(ギター・アンプ)に直で、音はキツ目に作って。こだわりと言うか、必然的になる所がありますけど。エフェクターをいっぱい通すと、単純に好みの音にならないですね。その他にも、曲に合わせてギターやアンプを換えたりはしています。
遅塚:僕は結構、難しいことをやるのがすごくカッコイイと思っていたので、単純なカッコ良さというのが分からなくて。最近やっとドラムに合わせて、ドラムの音を聴くようにして生まれるグルーヴがあって、それがすごくカッコ良く弾ける曲をやってきたので、その辺をすごく意識していますね。4月15日にShibuya O-Eastでワンマンがあったんですけど、お客さんの反応や、自分の中の感動だったりで結構変わって。よりベースが好きになって、音楽が好きになりましたね。
長田:ドラマーの役割というのはすごく意識していて。スタジオでの練習の時からなんですけど、例えば僕が疲れちゃうからと言って、なよっちいリズムを出したら、ギターもベースも歌もどんなに良い演奏を出しても締まらないし、そこは常にMAXで。全部をガムシャラにやる訳ではなんですけど、常に100%でやらないといけないという気持ちでやっていますね。ペース配分もすごく大事なんですけど、抑える所は抑えるというのは踏まえつつ、常に100%で。
■いいライブができたなと思うのはどんな時ですか?
長田:ドラムが上手く叩けたといっても、それほど喜びは無いですし。練習よりも本番で上手く叩けることはあまり無いので、そういう喜びは少ないんですけど。なんかでも、「今日はやった!」というのはあるよね?
小林:例えば初めての土地に行って、1回目のMCで全然反応が無くても、最後に拍手の数が多ければ、演奏と歌がイマイチでも、それはそれで成功なライブだと思うし。だから多分いいライブというのは、何を出来ればというテーマ別に決めればキリが無いと思うんです。僕らは多分、一生知ることはできないですけど、結局お客さんの前でやるわけだから、どれだけみんなが楽しんでくれたか、満足してくれたかという所が、いいライブなんじゃないかなと思います。バンド側のいいライブは、僕がいいライブだと思って帰ってきても、2人がイマイチな顔をしていたり。フロントの2人がいいライブだと思っても、長田くんは「なんか良くなかったんじゃないか」と言う時も多々あるので、なかなか一致するということは無いですね。でも最近は、初めての所だったらちゃんといい印象を残して帰ろうとか、2回目に行く土地だったらもっと3回目の動員に繋げるようなライブをしようとか、テーマが見えてきましたね。
■この後にまた10月から全国ツアーが控えていますが、前回のツアーを踏まえて考えていることはありますか?
小林:今回はパート2ということで、前回行けなかった所に行って。あとはファイナルが恵比寿リキッドルームなので、前回同様にすごく大きいハコでのワンマンになって。前回は演出やステージとか色々含めて、結構派手にやらせてもらったんですけど、本当にバンドの力だけでどれだけ客観的ないいライブができるか、かつ自分達にとってもいいライブができるかという所が勝負だと思っているので、ファイナルまでのライブ1本1本がものすごく大事なものになると思いますね。1回目に回った時は、長いセットリストでMCの間や曲順の流れを確認したり、考え直したのが結構大きかった気がするので、それはこれからもあると思うんですけど、もっと違う所にも目が行く気がしますね。詞と曲がちゃんと伝わったか?というバンドの本質的な部分を、3人共がちゃんと追求しながらできるんじゃないかなと思います。
遅塚:いい演奏を見せるのは大前提で、ライブを観に来てくれていても、ちょっと楽しめないで手を挙げられないとか、そういう人を無くしたいなと思っていて。単純に1人残らず楽しめるライブにしたいですね。
長田:反省点だってあるし、前回のツアーを踏まえてというのは当然ありますけど、その次元にこのバンドはいないと思っていて。レコーディングやライブを重ねて、もう全然レベルが違うと思っているので。だからこのツアーは分からないですね。2回目のツアーをやって、反省点が出たらまたそれをクリアする。前回のツアーファイナルのO-Eastの段階で一個ピリオドを打っているので、もっと別のものが見付かる気がしています。
小林:僕はボーカル&ギターから始めたギターなので、ギタリストという所を通っていないから、とにかくドラムとベースの前にギターで壁を作りたいというのがあるんですけど。だったらL-Rの壁はなるべく顔を広くというのを考えているので、エフェクターでひずませると単純にギターの顔が小さくなるので、必然的にマーシャル(ギター・アンプ)に直で、音はキツ目に作って。こだわりと言うか、必然的になる所がありますけど。エフェクターをいっぱい通すと、単純に好みの音にならないですね。その他にも、曲に合わせてギターやアンプを換えたりはしています。
遅塚:僕は結構、難しいことをやるのがすごくカッコイイと思っていたので、単純なカッコ良さというのが分からなくて。最近やっとドラムに合わせて、ドラムの音を聴くようにして生まれるグルーヴがあって、それがすごくカッコ良く弾ける曲をやってきたので、その辺をすごく意識していますね。4月15日にShibuya O-Eastでワンマンがあったんですけど、お客さんの反応や、自分の中の感動だったりで結構変わって。よりベースが好きになって、音楽が好きになりましたね。
長田:ドラマーの役割というのはすごく意識していて。スタジオでの練習の時からなんですけど、例えば僕が疲れちゃうからと言って、なよっちいリズムを出したら、ギターもベースも歌もどんなに良い演奏を出しても締まらないし、そこは常にMAXで。全部をガムシャラにやる訳ではなんですけど、常に100%でやらないといけないという気持ちでやっていますね。ペース配分もすごく大事なんですけど、抑える所は抑えるというのは踏まえつつ、常に100%で。
■いいライブができたなと思うのはどんな時ですか?
長田:ドラムが上手く叩けたといっても、それほど喜びは無いですし。練習よりも本番で上手く叩けることはあまり無いので、そういう喜びは少ないんですけど。なんかでも、「今日はやった!」というのはあるよね?
小林:例えば初めての土地に行って、1回目のMCで全然反応が無くても、最後に拍手の数が多ければ、演奏と歌がイマイチでも、それはそれで成功なライブだと思うし。だから多分いいライブというのは、何を出来ればというテーマ別に決めればキリが無いと思うんです。僕らは多分、一生知ることはできないですけど、結局お客さんの前でやるわけだから、どれだけみんなが楽しんでくれたか、満足してくれたかという所が、いいライブなんじゃないかなと思います。バンド側のいいライブは、僕がいいライブだと思って帰ってきても、2人がイマイチな顔をしていたり。フロントの2人がいいライブだと思っても、長田くんは「なんか良くなかったんじゃないか」と言う時も多々あるので、なかなか一致するということは無いですね。でも最近は、初めての所だったらちゃんといい印象を残して帰ろうとか、2回目に行く土地だったらもっと3回目の動員に繋げるようなライブをしようとか、テーマが見えてきましたね。
■この後にまた10月から全国ツアーが控えていますが、前回のツアーを踏まえて考えていることはありますか?
小林:今回はパート2ということで、前回行けなかった所に行って。あとはファイナルが恵比寿リキッドルームなので、前回同様にすごく大きいハコでのワンマンになって。前回は演出やステージとか色々含めて、結構派手にやらせてもらったんですけど、本当にバンドの力だけでどれだけ客観的ないいライブができるか、かつ自分達にとってもいいライブができるかという所が勝負だと思っているので、ファイナルまでのライブ1本1本がものすごく大事なものになると思いますね。1回目に回った時は、長いセットリストでMCの間や曲順の流れを確認したり、考え直したのが結構大きかった気がするので、それはこれからもあると思うんですけど、もっと違う所にも目が行く気がしますね。詞と曲がちゃんと伝わったか?というバンドの本質的な部分を、3人共がちゃんと追求しながらできるんじゃないかなと思います。
遅塚:いい演奏を見せるのは大前提で、ライブを観に来てくれていても、ちょっと楽しめないで手を挙げられないとか、そういう人を無くしたいなと思っていて。単純に1人残らず楽しめるライブにしたいですね。
長田:反省点だってあるし、前回のツアーを踏まえてというのは当然ありますけど、その次元にこのバンドはいないと思っていて。レコーディングやライブを重ねて、もう全然レベルが違うと思っているので。だからこのツアーは分からないですね。2回目のツアーをやって、反省点が出たらまたそれをクリアする。前回のツアーファイナルのO-Eastの段階で一個ピリオドを打っているので、もっと別のものが見付かる気がしています。