現在リーグ・アンで移籍の動きがもっとも盛んなのはマルセイユだ。これまでにレンタルから戻った選手も含み10人の獲得が決まっている。一方で同じく10人が期限付きも含めて移籍した。主力では、リベリ(バイエルン)とマウリダ(オセール)を攻撃陣から失った。

 「フットボール365」によると、モナコから獲得したDFジベ以外に補強の目玉となりそうなのは、アルジェリア代表MFカリム・ジアニ(24)。2部でのプレーが長かったが、昨シーズンは36試合に出場して8ゴールと活躍した。169センチと小柄だが、スピードとテクニックが持ち味で、リベリの穴を埋めるゲームメーカーとして期待がかかる。ジアニは28日にメディカル・チェックを受けたあと、すぐに契約にサインする見通し。

 マウリダの代わりには、アルゼンチン代表で4試合出場した経験のあるルカス・カストロマン(26)の獲得に動いている。ベレス・サルスフィールド(アルゼンチン)のセンターFWで、スピードのあるドリブルを武器にした突破力に定評がある。「フットボール365」は、バルセロナで戦力外となったジュリを獲得する可能性はこれで薄くなった、と報じている。