昨年10月にパリ・サンジェルマン(PSG)を解雇された元フランス代表MFのビカシュ・ドラソー(33)が、半年以上にわたり所属クラブがない状況に終止符を打ち、セリエAのリボルノに入団する見込みが高まっている。イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルト紙が伝えた。

 ドラソーは昨年9月、ラコンブ監督(当時)から4部チームでのプレーを命じられ、これを拒否。さらにこの件について「ケガだとウソの発表をされた」とテレビで首脳陣の批判を行なったために、解雇された。その後、昨年12月以来リボルノから何度かコンタクトを受けていた。

 同紙によると、ドラソーとリボルノは28日に合意に至った可能性がある。契約も間近と報じられている。ドラソーは2004-05年シーズンにACミランに所属し、セリエAで12試合に出場している。