「残念なシェアサイクル」日本版Lime ところが日欧格差がなくなって今後日本でも活躍へ!?
自転車博士の疋田智氏が自身のYouTubeチャンネルで「“Lime”というと日本では電動キック&電スクの「危険・迷惑シェア移動体の代名詞」。ところがイタリアでは便利、安全のシェア電アシ自転車として扱われています。この差はどこにあるのでしょう。」を公開した。動画では、イタリアと日本のシェアサイクル「Lime」の仕様と市場展開の違いから、日本特有の法規制が招いた構造的な問題を紐解き、今後のモビリティ社会への展望を語っている。
疋田氏はイタリア・リミニ市で開催された自転車国際会議「Velo-city」での視察報告として、欧州におけるLimeの利便性の高さを紹介。現地ではシェア車両の多くを電動アシスト自転車が占め、指定された歩行者エリアなどに入ると自動的にモーター出力が制限される「ジオフェンシング」機能が実装されている。これにより、時速10km程度まで自動で減速する仕組みが機能しており、疋田氏もその安全性の高さを評価した。
翻って日本の現状について、疋田氏は「残念な経営判断だった」と指摘する。日本ではLimeの電動アシスト自転車が導入されず、電動キックボードや電動スクーターのみが展開されている。利用者が歩道を時速20kmで暴走するケースが多発し、インバウンド観光客も日本のルールを知らないまま自国アプリで乗れてしまう現状を危惧。「Limeの日本での評判は地に落ちました」と嘆いた。
なぜ日本には欧州のような電動アシスト自転車が導入されなかったのか。疋田氏は日欧の基準格差を示したフリップを提示し、EU基準は出力と最高時速の制限、ペダル回転の検知のみでクリアできる一方、日本では踏み込む力に応じてアシスト力を精密に制御する「トルクセンサー」の搭載が必須であると解説。欧州仕様の自転車を日本向けに大改造するには多大なコストがかかるため、企業側が導入を断念した構造的な障壁があったと説明した。
一方で、疋田氏はLimeの「路線変更」記者会見の様子を示し、Limeが、日本市場でも型式認定を取得したとした。一方、電動アシスト自転車の投入を発表し、同時に電動キックボードのサービスを終了する方針に転換したことに触れた。これを受け、「もしかしたらLimeは大逆転の目があるかもしれません」と期待を込める。
交通ルールの周知やヘルメット着用の課題は残るものの、安全なシェアサイクル普及への新たな展開に注目が集まると締めくくった。
疋田氏はイタリア・リミニ市で開催された自転車国際会議「Velo-city」での視察報告として、欧州におけるLimeの利便性の高さを紹介。現地ではシェア車両の多くを電動アシスト自転車が占め、指定された歩行者エリアなどに入ると自動的にモーター出力が制限される「ジオフェンシング」機能が実装されている。これにより、時速10km程度まで自動で減速する仕組みが機能しており、疋田氏もその安全性の高さを評価した。
翻って日本の現状について、疋田氏は「残念な経営判断だった」と指摘する。日本ではLimeの電動アシスト自転車が導入されず、電動キックボードや電動スクーターのみが展開されている。利用者が歩道を時速20kmで暴走するケースが多発し、インバウンド観光客も日本のルールを知らないまま自国アプリで乗れてしまう現状を危惧。「Limeの日本での評判は地に落ちました」と嘆いた。
なぜ日本には欧州のような電動アシスト自転車が導入されなかったのか。疋田氏は日欧の基準格差を示したフリップを提示し、EU基準は出力と最高時速の制限、ペダル回転の検知のみでクリアできる一方、日本では踏み込む力に応じてアシスト力を精密に制御する「トルクセンサー」の搭載が必須であると解説。欧州仕様の自転車を日本向けに大改造するには多大なコストがかかるため、企業側が導入を断念した構造的な障壁があったと説明した。
一方で、疋田氏はLimeの「路線変更」記者会見の様子を示し、Limeが、日本市場でも型式認定を取得したとした。一方、電動アシスト自転車の投入を発表し、同時に電動キックボードのサービスを終了する方針に転換したことに触れた。これを受け、「もしかしたらLimeは大逆転の目があるかもしれません」と期待を込める。
交通ルールの周知やヘルメット着用の課題は残るものの、安全なシェアサイクル普及への新たな展開に注目が集まると締めくくった。
YouTubeの動画内容
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チャンネル情報
自転車ハカセ・自転車ツーキニストの疋田智です。デビュー作『自転車通勤で行こう』(WAVE出版・1999年)からはや四半世紀、ずーっと自転車のことばかりを考え続けて生きてきました。自転車関連の著書は約30冊、自ら発行するメールマガジンは1000号を超え「CYCLE SPORTS」誌をはじめ雑誌連載も色々と複数継続中です。
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