「震度6に耐えた家」の秘密は100円グッズにあった。防災のプロが教える「地震に強い家づくり」:2月に読みたい記事
ESSEonlineに掲載された記事のなかから、2月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
数々の被災地に入り医療支援を行ってきた防災のプロ・国際災害レスキューナースの辻直美さんは、自身も2度の大地震を経験。隣の家は壊滅的な打撃を受けるなか、ノーダメージだったのは、家具やものを100円グッズで固定したからでした。今回はすぐ取り入れられるその方法を公開します。
※ 記事の初出は2025年2月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

なにも対策しないと震度6で部屋は壊滅
「大規模地震が起きると部屋にあるあらゆるものが“凶器”になります。命を守るためにも、被災時のダメージを最小限にして家を復旧するためにも、地震に強い家にすることは重要です」(辻さん、以下同)
防災対策をしていた辻さんの家は震度6弱を記録した大阪北部地震でも、被害はゼロ。一方、同じ間取りのお隣さんは大惨事。対策の有無でこれほどの違いが出るのです。
「防災は手間とお金がかかると思われがちですが、プチプラで気軽にできる防災術もあります。まずは1か所でいいので始めてみて。やるとやらないでは大きな違いが出るのが防災です」
100円ショップのアイテムが防災に大活躍!

「防災専用アイテムでなくても、大抵の100円ショップにある商品で十分なものも多い」と辻さん。気負わず手軽に始めてみるのが大事です。
●天井と家具のわずかなすき間は本で埋める
つっぱり棒が使えないわずかな空間には、本をはさんで家具を固定。

「天井と本の間には100円ショップのすべり止めシートをはさんでいます」
●家具には100円ショップの転倒防止板をかませる
家具にはすべて100円ショップの転倒防止板をかませている辻家。

「脚のある家具の場合、耐震板にしっかり脚をのせて」
●ものを飾るなら固定する
「趣味やインテリアと防災は両立できます」と辻さん。

棚に飾られたブリザードフラワーのフレームの下にも100円ショップの耐震ジェルを敷き、固定しています。透明なので目立たないのもうれしい。
●摩擦のあるマットの上に飾りたいものを置く
チェストの上には、神社の鈴守やスマホの充電ステーション。その下に敷かれているマットは滑りにくい天然素材で、さらにマットは耐震ジェルで固定されています。

「防災対策は二つ以上合わせると安全度がアップします」
