●蛍光灯下で撮影した写真


●電球下で撮影した写真


●10cmぐらいまで近づいて撮影した写真


●夜景を通常のモードで撮影した写真


●夜景を夜景モードで撮影した写真


最後に手振れ軽減モードについてだが、このモードは手振れしないようにシャッタースピードを速くして撮影するモード。感度を上げて撮影するみたいなので、写真が多少ざらつく感じだ。以下が手振れ軽減モードをオンにした写真とオフにした写真である。同じ場所で同じ条件になるようにして片手で撮影してみた。オンにした場合シャッタースピードは30分の1秒であった(この写真の場合)。オフでは8分の1秒であった。

●手振れ軽減モードオンで撮影した写真


●手振れ軽減モードオフで撮影した写真


■Kijimoto's EYE

このW52Tを入手して1週間以上が経つわけだが、実際に使用して感じたのはこういったスライド式の端末としてはかなり使いやすいなってことだ。スライド式の場合、数字ボタンが小さくなる傾向にあり、押しづらい感じがあると思うのだが、このW52Tは数字キーがかなり押しやすい。段差があるので指の移動には多少面倒くささがあるが、それはすぐに慣れた。ただひとつ、決定キーと真ん中にあるワープファンクションキーを押し間違えることが多いのだ。真ん中の決定ボタンを押したつもりが上下左右のボタンを押してしまっていて違う動作してしまったりなど。これは筆者の指が太いからなのかもしれないが。

問題を感じたのは、パソコンとau Music Portを利用して接続した場合。W52TでフォーマットしていないmicroSDカードが入っていると、音楽データのやりとりをする時のみ携帯電話を認識しないのである。スケジュールやアドレス帳などのやりとりは問題なく可能。これはもしかするとau Music Port側の問題かもと他の端末でも試してみたところ、W51Pは違う端末でフォーマットしたmicroSDカードが入っていても問題なく利用可能だったが、W51SAは同じようにダメであった。

筆者は携帯電話で音楽を聴くことをあまりしない。iPodを持っているのでそれを利用しているからだ。なので、au Music Portはアドレス帳のバックアップに使うぐらいで、音楽データの取り込みなどは、こういった仕事のテストでぐらいしか使っていなかった。

ところが今回は接続できないということが起きたので、いろいろ触ってみてさらに問題を発見。CDを取り込んでW52Tに転送した場合、CDに入っているデータと曲順が逆になってしまうのである。これはと思い、W51PとW51SAでもテストしてみると、W51Pはアイウエオ順に並び替わり、W51SAはどういう順序かルールがよくわからないが勝手に並び替わってしまうようなのである。

これはおかしいだろうと、auお客様センターに問い合わせたところ、あっさりと「そんなもんだ」という回答。CDの曲順を変えるなんてありえないだろうと言ってみたところ、「無料でつけているソフトですから」とのこと。ああそうですかとしか答えることができなかった。

そのあたりの問題をインターネットで調べてみると同じ問題を書き込んでいるユーザーが多くいることがわかった。いろいろと問題点を最後に書いてしまったが、この端末の問題点は少ないと思う。全般的な判断として使いやすいし、機能は豊富だし、かなりいい端末だと筆者は思うのである。

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編集部:木地本 昌弥
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