「不満しかない…」新居にランドリールームを設置して後悔。住んで気づいた“まさかの落とし穴”4つ
家づくりで「いかに快適に家事ができるか」を重視したい人も多いのではないでしょうか? 1年前に3LDKの注文住宅を建てた日刊住まいライターもそのひとり。家事ラクにこだわり、ランドリースペースやガス衣類乾燥機、広々としたウォークインクローゼットを採用したそう。しかし、実際に暮らし始めると、「少しずつ不便さを感じるようになった」と言います。とくに後悔ポイントが多かったのが「ランドリースペース」。今回、ライターが感じた、ランドリースペースの"想定外の落とし穴”について、詳しく語ります。

1:ウォークインクローゼットまでの移動が手間だった

筆者は、夫と2歳の子どもの3人家族。1年前に地元の工務店で3LDKの注文住宅を建てました。
わが家の場合、ランドリースペースから収納場所であるウォークインクローゼットへ行くためには、洗面所、玄関ホール、寝室を経由しなければなりません。
図面上では短い距離だと思っていましたが、実際に乾いた洗濯物を抱えて何度も往復すると、想像以上に手間に感じました。
とくに疲れている夜などは、わざわざウォークインクローゼットに衣服を運ぶのが面倒になることも。「あとで運ぼう」とランドリースペースにたたんだ洗濯物を置きっぱなしにしてしまうこともしばしばです。
家を建てたあと、SNSでランドリースペースとウォークインクローゼットが直結している間取りを目にしました。洗う、干す、しまうが一直線に集約されており、これこそ、まさに私の理想の間取り。
「なぜ、この配置にしなかったのだろう…!」と何度も後悔しています。
2:洗濯物をたたむスペースがない

2つ目は、洗濯物をたたむ場所を考えていなかったことです。
家づくりの設計打ち合わせのときには、「洗濯物はたたまずに、ハンガーのまま干して、乾いたらそのまま収納すればいい」と安易に考えて作業台やカウンターは設けませんでした。
しかし、実際にはタオル類や下着、パジャマなど、たたんで引き出しにしまいたいものは意外と多くあります。洗濯をするたびにたたむ場所に悩んでいましたが、現在では、洗濯機のフタを閉め、そのうえでたたむスタイルが定番に。
しかし、洗濯機のフタはそれほど大きくなく、たたみ終わった洗濯物を置く場所がないため、複数回にわけてウォークインクローゼットに持って行かなければいけません。
ウォークインクローゼットに収納して、またランドリースペースに戻ってたたんで…というくり返しがかなりおっくうに感じてしまいます。
3:洗濯物が動線をふさいでしまう

脱衣所を兼ねているわが家のランドリースペース。「洗濯の負担を少しでも減らしたい」との思いからガス衣類乾燥機を導入しました。
ただ、おしゃれ着など乾燥機にかけられない衣服もあるため、ランドリースペースにハンガーポールを取りつけました。
ところが、ポールに洗濯物をかけると、洗濯物が浴室へ向かう動線をふさいでしまいます。浴室に出入りするときは、濡れた洗濯物をかきわけるか、体をかがめて下をくぐらなければなりません。
乾燥機の扉をあけていると、さらに窮屈な空間になってしまうため、もう少し余裕のある間取りにすればよかった、と後悔しています。
4:踏み台がじゃまになる

乾燥機は洗濯機の上に設置しているため、身長151cmの私は、そのままでは手が届かず、踏み台が欠かせません。
住み始めた当初は洗濯の際に踏み台を出して、使い終わったらたたんで片付けていました。
しかし、1年経つと、毎回その動作をすることがおっくうになり、踏み台は常に出しっぱなしの状態に。ランドリースペース内での移動をさまたげ、足をぶつけてしまうことも何度かありました。
もう少しスペースに余裕があれば、踏み台が出しっぱなしでも動線のじゃまにならなかったでしょうし、洗濯機と乾燥機を横並びの配置にできたかもしれない、と後悔しています。
以上が、私がランドリースペースを使ってみて感じた、想定外のデメリットです。
ガス衣類乾燥機やウォークインクローゼットなど、設備自体には満足している一方で、動線の不便さやスペースの狭さが目立つわが家。
つい便利な設備に目が向きがちですが、移動の手間や作業スペースの有無、動線の干渉なども想像して間取りを決定することが大切だと痛感しました。
これから家づくりをされる方の参考になればうれしいです。
