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 ◇NBA レイカーズーグリズリーズ(2024年11月13日 クリプト・ドットコム・アリーナ)

 NBAレイカーズは、13日(日本時間14日)に本拠地でグリズリーズを迎える一戦に臨む。レイカーズの八村塁とグリズリーズの河村勇輝の今季初の日本人対決実現に大きな注目が集まる。

 グリズリーズとの「エグジビット10」契約からプレシーズンマッチで存在感を示して2WAY契約を掴み取った河村。開幕2戦目となった10月25日(日本時間26日)の敵地ロケッツ戦に途中出場して日本人4人目そしてBリーグ初のNBA選手誕生となった。試合ではいきなり得意のノールックパスを決めてアシストをマークした。

 ファンからは「We want YUKI(勇輝を出せ!)」と大合唱が起こるほど現地でも注目を集める存在となっている。6日(同7日)のレイカーズ戦ではフリースロー2本を決めてNBA初得点をマーク。

 前回の試合となった10日(同11日)の敵地ブレイザーズ戦では、最終クオーター残り7分57秒から3戦連続途中出場。チーム最後の得点となったフリースローライン付近からフェイダウェイシュートを決めて2戦連続のフィールドゴール(FG)となった。このシュートに敵地ながらも大歓声が起こった。この試合では今季最多7分57秒出場で3得点そしてグリズリーズ加入後最多となる4アシストを記録した。

 対してNBA6季目のシーズンを迎えた八村。今オフではパリ五輪で日本代表の大黒柱としてプレーしたが、1次リーグ2戦目のフランスでまさかの反則退場。その後、左腓腹筋の負傷で無念の離脱となった。

その中でしっかりケガも完治させて、ウィザーズでのルーキーイヤー(19〜20年シーズン)以来となる開幕スタメン出場。開幕から4戦連続で2桁得点を記録。開幕4戦目のサンズ戦では今季初のダブルダブルを達成した。しかしここ5試合は、3Pシュートを高確率で決める試合もあったが精細を欠くなどひと桁得点が続いている。

 NBAの日本人対決は、23年11月10日(同11日)のレイカーズ八村塁とサンズ渡辺雄太の通算7度目の対戦以来となる。八村と河村のNBAでの初対戦そして今季初の日本人対決に大きな注目が集まる。