「早く不倫相手と腹上死してほしい」…もはや社会問題化している「旦那の死を願う妻たち」のあまりにも悲惨な実態

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夫は「死んでほしい」

日本で離婚率が増えている。

1989年頃から徐々に離婚率が上がりはじめ、2019年の厚生労働省の調査による離婚件数は約20万8333組にものぼる。一方で婚姻率は約59万8965件つまり3組に1組の夫婦が離婚している現状だ。

だが、離婚の件数だけでいえば2002年をピークに減少傾向にある。

離婚数が減ったというよりも、そもそも非婚化・晩婚化の相対数が増えた。ただ単に婚姻件数が減っているという訳だ。

そして同居期間20年以上の夫婦による熟年離婚の割合も増え続けている。

つまりは結婚する人が減ったため離婚件数は減ったが、結婚した人たちの離婚率は増えているということだ。

そんななか「旦那とは離婚したい」が、訳あって離婚は出来ず、当前殺すことは出来ないが「死んでほしい」と願う妻たちがいた。

不倫沼から救ってくれた男性と授かり婚

埼玉県在住の2児の母親である沼田幸穂さん(31歳・仮名)は「毎日、旦那が交通事故に遭わないかなぁって願っています」とニッコリ。

「27歳の時に授かり婚をしました。当時、不倫の沼にハマり病んでいた私を救ってくれた旦那に感謝しかありませんでした」

不倫彼と3年交際するも一向に離婚する気配はなく、そんな時に今の旦那に出会い二股交際がスタート。

「旦那はもちろん二股されていることも私が不倫していたことも知りませんが(笑)。妊娠してプロポーズされた時は『やっと(不倫が)終わった…』と安堵しました」

家族3人の生活費は月4万円の“地獄”

幸せになれる!と疑いもしなかった沼田さんだったが「結婚生活は地獄です」と天井を見上げた。

「長女が生まれて旦那にもらった生活費は4万円。ここから食費やおむつなどの子供にかかるお金全てを出せ、と」

家族でフードコートに行った際の飲食代もここから出しているそうだ。

「しかも『余ったら美容院とか行っていいよ』というのです。毎週必ず1回は外食するし、旦那は毎回お酒を飲むので1回5千円はかかる。つまり外食だけで2万円かかるので、残りは2万円。夕食の献立や品数にもうるさくて毎月赤字です」

赤字のことを相談しても「やりくりが下手なんじゃない?」と取り合ってくれず。その癖、自分の趣味や娯楽には課金を惜しまないんだとか。

「好きなアイドルのCDは複数枚買うし、いきなり新車にしたりバイクを買ったり…。家のローン10万円と光熱費、携帯代以外に自分のものを15万円以上買っていると思います」

離婚したい意思を伝えると強制妊活がスタート

この生活に嫌気がさし、離婚を考え始めた沼田さん。実際にシングルマザーで子育てした方が経済的には生活しやすいことが判明した。

「旦那に離婚の意思を話したら、義両親総出で大騒ぎに。うちの両親も離婚には反対で、月5千円生活費を上げるということで勝手に話を片付けさせられました」

生活費が足りず、独身時代の貯蓄も底をつき「いつか離婚するためにも貯金が欲しい」とパートに出ると決意した沼田さんだったが、旦那にそれを告げたところ大反対。さらに外に働きに出ることを阻止させるかのように、無理やり第二子妊活をスタートさせた。

「妊活っていうかレイプですよね。『一人っ子はかわいそうだ』って。無理矢理の性行為ですぐに妊娠。妊娠すれば、そこから就活は現実的に無理だろう、ということなんでしょう。無理矢理妊娠させられたといっても自分の子供なので、中絶とかは全然考えませんでしたけど」

不倫相手とパパ活関係になり復縁

沼田さんは離婚を願っているが「お互いの親の目の黒いうちは難しい」というのが現状。

そこで昔の不倫相手とヨリを戻したという。

「ヨリを戻したっていうか、まぁパパ活みたいな感じです。毎月2回デートして10万円。向こうとしても経済的に余裕のある人だし、この関係の方が気が楽みたいです」

その10万円のほとんどを隠して貯蓄し“夢の離婚” した後の生活を夢見ているそうだ。

「今は2度と妊娠しないように、極力夜の誘いは断っていますが、一応ピルも飲んでいます。上の子が高校を卒業する年には絶対に離婚したい。あと14年。団信保険に入っているので、正直死んでくれたら1番いいです(笑)。毎朝『今日交通事故に遭わないかな』って願いながら送り出しています。旦那が死んだら家のローンがなくなるし、シングルマザーの手当てももらえるし、保険金も入る。自由な未亡人…憧れます」

旦那は不倫相手と妊活中のサレ妻

現在進行形でサレ妻の佐川真美子さん(36歳・仮名)も「旦那が早く死んでくれたらいいのに」とほくそ笑む。

彼女のサレ妻歴は「3年目」にもなるそうだ。

「旦那とは仕事関係の飲み会で出会いました。見た目も学歴も家柄も程よくて優しいし、結婚できた時は幸せでした」

2人は結婚10年目になるが、子供はいない。妊活をしていた時期もあったが、いつの間にかSEXレスになったという。

「2年間、避妊せずにSEXしていましたが妊娠せず。子供が絶対に欲しいという訳ではなかったので、そのままなぁなぁにSEXレスになりました。共働きで、経済的にも余裕がある2人だけの暮らしも悪くないなぁと、気にもとめていませんでした」

不倫相手にボイスメッセージで「愛してるよ」

だが3年前、急に旦那の態度が変わりだした。寝室を別にしたいから始まり、飲み会を理由に帰らない日が増えた。さらにスマホにはロックがかけられ、夜中のヒソヒソ電話が連日続くことも。

「四六時中スマホをいじっていて(笑)。アラフォーのおじさんにそこまで連絡きます? ていうか、浮気した男のテンプレのような動きをするので呆れました」

佐川さんは旦那がソファで熟睡している間に、指紋認証でロックを解除。LINEを見てみると「真っ黒でした」と呆れ顔。

「相手の女は若いいかにもバカそうな感じの子でした。毎日『おはよう』から始まって『おやすみ』まで、一生LINEしていました。旦那が『愛してるよ』っていうボイスメモをしょっちゅう送っていたのが何より気持ちが悪かったです」

一通り決定的証拠になるところを動画に撮った。だが1番の収穫は「PCのパスワードが知れたこと」だという。何故パスワードなんだろうか?

「旦那はPCでもLINEをしているし、出社している時はPCを自宅に置きっぱなし。簡単に女とのやり取りを見ることが出来るようになりました」

全てを知っても離婚しないのは悠々自適な暮らしへの未練

都内で一人暮らしをする彼女の家に週1で泊まりに行き、なんと年に数回は旅行にも行っていたようだ。

「旦那はまぁ金はあるので。子供がいないし、夫婦で別財布なので余裕でそれくらいのことはできるんでしょう。不倫相手にも『自分は金持ち』みたいなことを豪語してましたから」

そこまでの事実を見ても佐川さんは離婚を考えていない。なぜなんだろうか?

「やっぱり生活です。都外に夫婦2人では広すぎるくらいの一軒家で、猫を多頭飼いして悠々自適な暮らしができている。これが私一人の給料だとできませんから…。私ももう彼とSEXしたくないし、レスも気にならない。そのうち別れるでしょ?くらいに思っていました」

不倫相手との妊活を知って発狂

だが、あることがキッカケで佐川さんは旦那に対して殺意を覚えるようになった。そのキッカケとはー?

「不倫相手と妊活しているんですよ(笑)。『2人の子供が見たい』って旦那からLINEで誘ってました。私とは“友達” 感覚だから離婚はないけど、愛してるのは不倫相手で子供を作りたいって。病院には通ってないみたいですが、せっせと妊活しているみたいです。ふざけてますよね」

「絶対に子供が欲しかった訳ではない」と語る佐川さんだが「自分に子供がいないのに、不倫相手に子供がいるなんて最大の侮辱だ」と目を大きく開く。

「舐めてますよね。自分の子供がいてもいなくても、他所に子供を作るなんて論外でしょう。恥ずかしくて親友にも相談できません」

現在、不倫相手は妊娠中だという。

「本当は子供が生まれる前に旦那がぽっくり死ねばいいと思ってます。認知も何も出来る前に死んだら、私にたんまり死亡保険が入るし、家も車も全て私のもにになる。不倫相手のバカ女も多少なりとも旦那のお金が目当てだと思うので、当てが外れて苦しめばいいのに」

旦那に不倫相手の行為中に腹上死してほしい

だが、もちろん殺すわけにもいかない。佐川さんは虎視眈々と毎日あることをしているという。

「旦那が大好きなビールや魚卵、揚げ物をたらふく食べさせています。前は健康のことを考えて、休日に一緒にジムに行ったり、食事もカロリーを考えたりしていたんですけど。もう今となったらどうでもいいですから」

この取材終わりに夕飯の買い物に行くというが、メニューは「チキン南蛮に豚汁にポテサラ」だという。

「毎日夕飯で1000kcalオーバーを目標にしています。月に1〜2キロづつ太ってきています。順調♪」

旦那に体型の変化が佐川さんの意図しているものだとは知らない2人は「幸せ太りだね」という呑気なLINEのやり取りをしているようだ。

「2人のバカなLINEを見るのが日課になってしまいました(笑)。早く不倫相手とSEX中に腹上死しないかな〜」

旦那の死を願う妻たちは意外に多いのかも知れない。

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