“おにぎりポーズ”で朝ドラ初出演を喜ぶ田畑志真(カメラ・小泉 洋樹)

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 女優の田畑志真(18)がスポーツ報知の単独インタビューに応じ、19日から出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」(月〜土曜・前8時)の撮影エピソードや朝ドラ初出演の喜びを語った。

 福岡・糸島から兵庫・神戸に舞台を移した「2007年 再びの神戸編」が18日にスタート。田畑はヒロイン・橋本環奈(25)が演じる米田結の幼なじみの佐久間菜摘(さくま・なつみ)役を務める。幼い頃から念願だった朝ドラ出演が決まり「びっくりして放心状態になりました。両親も喜んでくれたので、うれしいです」と声を弾ませた。

 当初は「博多ギャル連合(ハギャレン)」のオーディションを受けたが、「ギャルタイプではない」と不合格に。プロデューサーから天真爛漫(らんまん)なキャラクターを期待され、パン店の娘である菜摘役での出演が決まった。「私自身、性格が明るいので、菜摘に近いかな。大学生活を謳歌(おうか)する菜摘は結の相談に乗ったり、慰めたり、買い物に誘ったり。癒やしの存在になれたら」と意欲を見せている。

 撮影前には、事務所の先輩で神戸出身の戸田恵梨香(36)から方言の指導を受けた。「事務所に来ていただいて2人で本読みをしました。すごくドキドキしたんですけど、優しく教えていただきました」。撮影では当初、アドリブの会話に苦戦したが、母親役のキムラ緑子(63)から「自然な感じでいいよ」と言われ、「考えるより、感じたことを発していこう」と開き直り、視界がクリアになった。

 年間10試合以上、現地観戦する熱烈な巨人ファン。同じくG党の橋本と野球談議で意気投合した。「環奈さんは、すごく気さくに話しかけてくれて、誰よりも自然体という印象です。巨人の情報を語り合って盛り上がりました」。4年ぶりのリーグ優勝はテレビで見届け「感動しました。今年は投手陣の菅野さん、戸郷さんがすごい活躍でしたよね。井上温大さんはファーム時代から期待していたので、活躍がうれしいです」と目を輝かせた。

 神戸編では、結が本格的に栄養士を目指す。田畑が演じる菜摘が結の心の支えとなり、全国のお茶の間に活力を届ける。(有野 博幸)

 ◆田畑 志真(たばた・しま)

 ▼生まれ 2005年12月24日、熊本県生まれ。18歳

 ▼経歴 4歳から8歳までヒップホップダンスを習い、小学生時代にはモデル事務所に所属。16年10月期のフジテレビ系ドラマ「Chef〜三ツ星の給食〜」で女優デビュー。21年の映画「偽りのないhappy end」、22年の「前科者」などに出演

 ▼好きな食べ物 抹茶のスイーツ、きゅうり

 ▼趣味 御朱印集め

 ▼巨人ファン 好きな選手は坂本勇人

 ▼健康法 事務所の先輩・田中みな実からのアドバイスで、水をたくさん飲む

 ▼好きな言葉 一期一会

 ▼旅行で行きたい場所 モルディブ

 ▼身長 163センチ